公開日: 2026-05-20
Google アカウント無効化管理ツールの設定方法
Gmail・Google フォト・Google ドライブ等のデータを、一定期間使われなかったときに自動で家族に引き渡す「アカウント無効化管理ツール」の設定手順を解説。
アカウント無効化管理ツールとは
Google が提供する Inactive Account Manager の日本語名。あなたの Google アカウントが指定期間(3〜18ヶ月から選択)アクセスされなかった場合に、(1)データを最大10人の信頼できる人に共有する、または(2)アカウント自体を削除する、を事前設定できます。生前に設定しておかないと、Googleは家族からの開示請求に通常応じません。
設定手順
PCのブラウザで設定するのが確実です。
- https://myaccount.google.com/inactive にアクセス
- 「開始」をクリック
- 無効化までの期間を選択(3/6/12/15/18ヶ月)
- 通知用の電話番号・予備メールアドレスを登録
- 「データを共有する人」を最大10人指定(メールアドレス)
- 各受信者に共有するデータ(Gmail・写真・ドライブ・YouTube等)を選択
- (任意)アカウント自動削除を有効化
受信者側の体験
あなたが指定期間ログインしないと、Google から受信者に「○○さんのデータ共有が利用可能になりました」というメールが届きます。受信者はリンクをクリックして3ヶ月以内にアクセスしないと、データは取得できなくなります。家族側に「Google からこういうメールが来るかもしれない」と事前に伝えておくことが重要です。
Google Photos・YouTube・Gmail の扱い
それぞれ別のサービスとして共有を選択できます。Google Photos は家族写真の保管庫として最も需要が高く、Gmail はビジネス契約等の証跡として重要、YouTube は収益化アカウントの場合に承継が論点になります。事業用 YouTube は別途 YouTube パートナープログラムの承継手続きが必要です。
二段階認証への注意
二段階認証を使っている場合、無効化管理ツール経由でもログインパスワード+二段階認証コードが必要なケースがあります。物理セキュリティキー(YubiKey等)を使用している場合は特に注意。物理キーの保管場所をそなえナビの『鍵』エリアに残してください。
よくある質問
- Q. Google パスワードを家族に伝えれば同じことができますか?
- A. Google 利用規約違反で、二段階認証で実際にはログインできない場合が多いです。正規ルートで設定してください。
- Q. 無効化期間を3ヶ月にすると、長期旅行で誤発火しませんか?
- A. 発火の1ヶ月前にあなた本人の電話・予備メールに警告が届き、ログインすればカウンタがリセットされます。とはいえ12ヶ月以上の余裕を推奨します。
- Q. 受信者を家族ではなく顧問税理士・弁護士にできますか?
- A. 可能です。Gmail のビジネス契約・取引履歴の引き継ぎ用に、士業を指定するケースは増えています。
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